【東京・新宿】「麻婆豆腐発祥のお店:陳麻婆豆腐」に行ってきた。【レビュー】

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こんにちは、ここです。

今回は、「麻婆豆腐発祥のお店:陳麻婆豆腐」という中華料理店の麻婆豆腐の味やお店の雰囲気についてレビューしていきます。

今回食べたのは、看板メニューの麻婆豆腐定食「陳麻婆豆腐土鍋仕立て」です。

麻婆豆腐写真

まず結論として、「最高」でした。

お店の公式サイト:「https://chenmapo.jp/

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味について「麻婆豆腐の最高峰」

麻婆豆腐

→ジュワーッという音とともに濃厚な香りが感じられます。

・とろみは少な目

・本格派

(よくある麻婆豆腐特有の香りの中にも、鼻の中にもツンとくる刺激によってどこかよくあるものとは違う辛味の濃厚さが伝わる)

・通常の辛さでも十分な辛さ(日本人向けに甘めのものとは違う)

メモ

{・ピリピリとしびれる山椒の辛さ:「麻」

{・舌がヒリヒリする唐辛子の辛さ「辣」

 →「麻」と「辣」の要素を融合した調味料が麻辣

   麻婆豆腐に使われていて、味の決め手でもある。

→ここの麻婆豆腐は双方ともにしっかりと感じられる。

味の総合的な感想:さすがは、日本の中で唯一中国政府から認められた四川料理店の麻婆豆腐という感じがします。本格的な味で、日本でよくあるレトルト食品や日本人向け中華料理チェーン店の麻婆豆腐とは、味、香りともに違いますね。より刺激的。この刺激的な辛さの中にもどこかコクが感じられる一品です。ただ辛いだけでなく、香辛料の香りもまた良いです。麻婆豆腐や麻婆なすなど麻辣系の料理が好きな方には絶品です。しかし反対に、普段麻婆豆腐はかなりマイルドに味付けされたものしか食べない方、刺激的な辛さが苦手な方にはかなりきついと思います。「ただ辛いだけ」という結果になりかねない。

辛さレベルについては「普通の辛さ」「5倍辛い激辛ver」がありますが、普通verでも十分な辛さです。ちなみにこれでも本場中国で一般的な麻婆豆腐よりもマイルドな味付けなんだそう。

辛いのが好きな方でも初めての場合は、まず「普通の辛さ」をおすすめします。

このお店と似た味の麻婆豆腐

似たような味は数多くありますが、やはり辛さと香辛料の香りが違いますね。身近なところで味がよく似ているのは、セブンイレブンの麻婆豆腐(特に過去に合った期間限定の辛さ増しのやつ)でしょうか。これは似ているかなと思います。ただ大きく違う点は、この「陳麻婆豆腐」店の麻婆豆腐の方がとろみ粉があまり入っていないためなのか、とろみは少なく、サラサラ系麻婆豆腐です。

価格と量について

定食写真

量はやや少ない印象です。(筆者は20代男性)

正直お腹いっぱい食べたい方には、これだけでは少し物足りない印象です。追加で単品やデザートを頼むのも良さげです。

ちなみに、ごはんは大盛可能で、追加料金は+0円でした。(良心的!)

あとはごはん、スープ、サラダ、ミニデザート(杏仁豆腐)が付いてきます。麻婆豆腐だけだと辛いので、口が休まります。

お値段は、1480円(税込)

この定食一品のみならこのお値段ですが、

単品で何か追加する場合も含めると、

このお店の予算は一人あたり1,400~2,500円(税込)程度だと思います。

コストパフォーマンス的にはどう?

結論、メニューによるが、コスパは良くはない。コスパ重視の方にはおすすめしません。

値段は安いとは言えないものの、味やこのお店の売り・コンセプトを踏まえた上ではGood。毎日来るお店ではないことも考慮して。

水餃子や小籠包、シュウマイなどの点心系は3個で500円前後します。正直、コスパ悪い。

餃子や焼売などを重視したい場合は他のお店が良さげです。

おすすめメニューは?

この記事でレビューしている「麻婆豆腐定食」です。このお店の売り、本場中国風味付けの麻婆豆腐が食べることができます。

仮に麻婆豆腐定食を選ぶ場合、

「2,000円くらいまで」→麻婆豆腐定食+単品1品(料理 orデザート)

「2,500円くらいまで」→麻婆豆腐定食+単品2品(料理or デザート)

という感じで楽しめそうです。

また、麻婆豆腐以外のメニューだと「本場四川省の担々麺」がおすすめ。

麻婆豆腐と同じく、麻辣系調味料にこだわりがあるそうで、そのこだわり、味を特に楽しめる点でこちらも良さそうです。

お店の雰囲気は?一人でも入りやすい?

  お店はオレンジ系の照明に2人もしくは4人向けテーブル、茶色がメインの内装で落ち着いた雰囲気できれいな店舗の印象です。1人用のカウンター席はありませんが、1人入店も問題なく可能です。【今回、この記事の筆者が訪れたのは、「新宿サザンテラス店」です。店舗によっては、カウンター席もあるようです。】

店員さんはおそらくほぼ全員が中国人ですが、日本語での注文やお会計のやりとりに問題はありませんでした。

店舗情報&営業時間

「新宿サザンテラス店」

 注意:平日と休日で営業時間が異なります。

【平日】:11:00~15:30(ラストオーダーは15:00)

     17:00~22:00(ラストオーダーは21:30)

【土日祝日】:11:00~22:00(ラストオーダーは21:30)

店舗によって営業時間は異なります。

公式サイトに各店舗の営業時間が記載されています。

店舗情報一覧:「https://chenmapo.jp/restaurant/

参考:麻婆豆腐の誕生と名前の由来

—引用—

  1862年、当時清の時代の中国四川省成都において、北門にある万福橋のそばに、陳興盛飯舗という食堂を開いた夫婦がいました。しかし、早くに店主である夫は亡くなり、その後は妻である陳劉氏(チンリュウ氏)がお店を切り盛りしていました。当時この万福橋は、多くの人が行き交う場所でした。

 <麻婆豆腐の誕生>

  陳興盛飯舗の客の多くは、天秤棒(てんびんぼう)で油を担ぐ人夫などの肉体労働者。ある日、一人の客が豆腐を持ち込み、自分の籠の中にある油をすくい、陳劉氏に豆腐を作ってもらいました。

  これが麻婆豆腐の誕生です。当時は、紅焼豆腐(ホンシャオドウフ)と呼ばれていました。

  その紅焼豆腐は香り高く、辛く、熱く、痺れる風味が絶妙でたちまち評判となり、紅焼豆腐を食べる人がどんどん増加していき、お店の看板料理になっていきます。

 <麻婆豆腐の名前の由来>

  やがて陳劉氏の作る紅焼豆腐(現麻婆豆腐)は中国全土にとどろき、その味を求めて多くの客が訪れるようになりました。

  陳氏の顔にぶつぶつ(麻子)があったことから、紅焼豆腐は次第に“麻婆豆腐”と呼ばれるようになりました。そして、お店の名前は“麻婆豆腐”に店主の名前を先頭に付け加えた「陳麻婆豆腐」となりました。

  ※1:ニキビ痕のぶつぶつ(麻子)があるおばさん(婆)=麻婆

    →書かれ方から、当時訪れていた詩人たちの間から、“麻婆豆腐”と呼ばれるようになっていった感じです。

—引用終わり— 

【「陳麻婆豆腐-麻婆豆腐発祥のお店」ー陳麻婆豆腐のストーリー】より一部改変のうえ、引用

  

他にも麻婆豆腐の誕生は所説ありますが、上記の内容が一番有力な印象です。

中国は広いので、同じ頃に各地で似たようなものが誕生していったのかもしれません。

以上、「麻婆豆腐発祥のお店:陳麻婆豆腐」のレビューと麻婆豆腐の誕生秘話をご紹介しました。

このお店は、首都圏だけでなく、大阪や名古屋にもありますので、ぜひ行ってみて下さい。

終わり

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