「キャッシュレス、お得なので利用したい。だけど日々の食費や日用品でのお支払いに後払いは避けたい。」とは思っていませんか?また、たくさん種類がありすぎてどれがいいのかわからないとは感じていないでしょうか?
この記事はこういった方向けの記事です。
クレジットカードなど後払いになる方法を利用せず、できるだけシンプルかつ高還元率を目指した方法について記載しています。
結論として、タイトル通り「住信SBIデビットからaupayへチャージして支払い」が最もおすすめです。
※以後「住信SBIデビット→aupay」とします。
✔「住信SBIデビット→auPAY」のメリット
- 後払い手段はナシ(デビット+プリペイド式)
- 常に合計1.3~1.5%以上還元
- 「auPAY」から様々な決済手段にも対応(例:「モバイルSuica」等)
上記のように、この支払い方法だと後払いなしで高還元を維持しつつ、さらに状況に合わせた決済方法で支払えます。
解説します。
【ポイント2重取り】どこで支払っても、常時1.3~1.5%還元が可能
「住信SBIデビット→aupay」で支払うことによって、常に1.3~1.5%還元が還元されます。
・「住信SBIデビット(単体利用時)」→0.8~1.0%
・「住信SBIデビット→auPAYチャージ(経由)」→1.3~1.5%
なんと、デビットカードをそのまま利用するのではなく、auPAYへ経由することによってポイント還元率が大幅にupするのです。
内訳は以下の通り↓
①現金0.8~1.0%還元【デビットによるチャージ】(住信SBIネット銀行に還元)
②ポンタポイント0.5%還元【aupay支払い】
※【】内はポイント付与理由
①+②=合計1.3~1.5%還元
※銀行口座やATMからのチャージでは「①チャージ分の還元」がありません。
※①のデビット還元率の違いは「ノーマル0.8%、プラチナ1.0%」です。くわしくはこちら
上記の通り、いわゆるポイントの2重取りが出来ます。(デビット+auPAY利用分)
合計で常時1.3~1.5%還元が可能で、これは後払いのクレジットカードを利用しないという条件下では、最高レベルの還元率です。
ちなみにこれはポンタポイントが貯まると明記されていないお店でも、aupayで支払えるお店であれば、どこでも対象です。(例:セブンイレブン、郵便局など)
なぜ「住信SBIネット銀行のデビットカード」なのか?
近年デビットカードはいろんな会社から出ていますが、「なぜ住信SBIネット銀行のデビットカードなのかな?」とは思いませんか?
その理由は以下の3つです。
①デビットカードの中で最も高還元率
②「Mastercard®」の国際ブランド ※₁
③銀行の使い勝手も良い
※₁ デビットカードやプリペイドカードの場合、チャージできるのは「Mastercard®」ブランドのみ
✔「Mastercard®デビットカード」を発行している3つの銀行
- 住信SBIネット銀行【0.8~1.0%還元】
- 楽天銀行【0%(通常1%還元だが対象外)】
- トマト銀行(岡山県の地方銀行)【0.2%還元】
一瞬「楽天銀行デビットカードのMastercard®ブランドでも大丈夫なのでは?」と思われたかもしれませんが、こちらはaupayチャージによるポイント付与の対象外です。
※楽天デビットカード(Mastercard®)が新登場した当初はポイントが付与されていました。 しかし、2022年8月現在、aupayへのチャージによる利用は「ポイント対象外」です。
そのため「住信SBIネット銀行のデビットカード」を選択するのがベストです。
✔住信SBIデビットカードの還元率
- ノーマル(年会費無料)【0.8%還元】
- プラチナ(年会費11,000円)【1.0%還元】
プラチナは年会費がかかるものの還元率のupだけでなく、「旅行」「デジタル端末」などの各種保険、Wifiサービスなどもついています。
とはいえ、ノーマル(年会費無料)でも0.8%、auPAYの還元と合わせて1.3%と十分な内容です。
また、「住信SBIネット銀行」は各種手数料が安く、銀行としての使い勝手も良いです。
多様な決済手段に対応可能【例:「auPAY→モバイルSuica」等】
チャージした後の「auPAY残高」は、バーコードやQRコードで支払う「auPAYコード決済」としてだけでなく、以下の支払い手段に対応できます。
ここが「auPAY」が他のバーコード決済と比較して、便利なところです。
✔「auPAY残高」で支払えるお支払い方法
- 「auPAYコード決済」
- auPAYプリペイドカード【Mastercard®】
- 【Apple pay利用で】QUICK Pay(クイックペイ)
- 「モバイルSuica」へのチャージ
※( 4 ポイント獲得は「モバイルSuica」でのお支払い時ではなく、チャージ時です。チャージ額に応じて200円につき1ポイント付与されます。)
上記の通り、合計4つの支払い方法に対応しているため、仮に「①auPAYコード決済」が利用できない場合でも、他の支払い手段で利用できる場合が多いです。
「①」以外で使える範囲が広いのは「④モバイルSuica」ですね。
スマホだけで完結できて、電車やバスも乗れる、ポイントも「①auPAYコード決済」時と同様に付与されるので、使い勝手が良いです。
②「auPAYプリペイドカード」は基本的にMastercard®の加盟店で利用できるものの、仕様上の点から使える場所や加盟店に制限は多いです。くわしくはこちら
しかし、mastercard®の決済ブランドが付いているので、バーコード決済やSuicaなどが利用できない場合でも利用できる大きなメリット。コンビニやスーパーなど普通に商品を購入する場合なら、クレジットカードと同じように利用できます。
「デビットカードでauPAY残高へチャージした」場合のデメリット
①最低チャージ額が3000円以上(1円単位)
クレジットカードやデビットカードでのチャージは3000円以上から出来ます。
「Suica」や「PayPay」など、他のサービスでは1000円からチャージできる場合が多いので、少額をチャージして利用したい場合には少し不便かもしれないです。
②「auPAY」から「送金」や「払出」が一切出来ない
-
- 「送金」→友達や家族をはじめ、他の「auPAYユーザー」へ残高を送金すること
- 「払出」→「auPAY残高」をauじぶん銀行へ送金すること【現金化】
「auPAY」では通常、銀行口座やATMからチャージした残高については、送金や払出が可能です。
しかし、上記のようにクレジットカードやデビットカードでチャージした分の残高に関しては、一切送金&払出が出来ません。
そのため、カード類でチャージした後の残高は、必ず支払いで利用することになります。
とはいえ、「モバイルSuica」へのチャージは1000円単位で可能で、なおかつポイントも付与されるので、一応利用できる場面がない場合の逃げ道は用意されています。そのため「auPAY」が利用可能なお店が少ない地域でも、使い道に困ることは少ないです。
③利用できないケースが多い(ネットサービスや月額決済など)
「auPAYのMastercard®プリペイドカード」は基本的にMastercard®が利用できる場所で利用可能なのですが、
現在
・「ICチップなし」(磁気のみ)
・「3Dセキュアなし」のため
場所や金額に制限が比較的多いです。カードの磁気部分でのお支払いに対応していないお店では利用できません。また、1000円以下でもサインを求められるお店もあるので、ちょっと面倒ですね。
なお、「駅の券売機」や「病院の精算機」では事前にauPAYのサイトやアプリで暗証番号を設定しておくことで、決済可能のようです。券売機での新幹線チケットの購入も可能です。
・店舗でのICチップ決済・ガソリンスタンド(出光は可能)・高速道路料金・各種月額料金・公共料金(電気・水道・ガスなど)・携帯電話料金(au含む)・「3Dセキュアが必要なオンライン加盟店(スマホ決済チャージなど)」
上記の場所では利用できません。
そのため基本的に利用できるのは、店舗やネットショッピングでの都度決済と思っておいた方がよさそうです。(楽天やアマゾンは利用できます。)
auPAYはプリペイドカードがあるため、クレジットカードのような支払い方が出来るものの、使える範囲が狭いのは事実です。
まとめ:住信SBIデビットカードをauPAYに経由させるだけで、還元率UP!
・「住信SBIデビット→auPAY」【auPAY経由】 →合計1.3~1.5%(デビット+ポンタ)
「auPAY」へチャージ後、プリペイドカードを利用した「Mastercard®」決済、
「モバイルSuica」へのチャージも可能なので使える範囲も広く安心です。
注意点は、「Mastercard®」はあくまでプリペイドカードなので、「月額決済」などでは使える範囲が制限されることです。
住信SBIデビット単体での利用の場合、還元率では「住信SBIデビット→auPAY」での利用時より劣るものの「公共料金支払い」「各種月額決済」、「ガソリンスタンド」などでの利用も可能で、幅広く決済できます。
そのため
・実店舗やネットショッピングでの都度決済→「住信SBIデビット→auPAY」
・「月額料金決済」や「公共料金支払い」などauPAYでは支払えないケース→「住信SBIデビット」
ちょっと面倒ですが上記のように使い分けるのが、この支払方法で最も還元を受ける方法です。
以上です。
コメント